自己実現のすすめ

このブログのテーマは、なりたい自分になる! です。あなたの成功を支援いたします。

0010 リンカーンの偉業

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 エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)は、アメリカの歴史上もっとも偉大
な大統領のひとりとされています。アメリカの世相が暗く人民が不安におびえていた
南北戦争の時代に、大統領を務めてから奴隷制度を終焉させたという偉業を成し遂げています。

 

後に「正直者のエイブ」という呼び名で愛されるようになる誠実なリンカーンですが、1809年ケンタッキーの大工の息子として生まれています。生まれた場所が丸太小屋であったというエピソードが有名です。
 成人したエイブは、州議会議員、法廷弁護士、アメリカ合衆国下院議員を務めるようになります。そして1858年には共和党州大会で上院議員候補に指名され、ついには1861年3月、大統領に就任します。
 時代は「奴隷制に反対する北部」と「奴隷制に賛成する南部」によって起きた南北戦争が北軍の勝利により終結します。しかし、リンカーンは、戦争の最末期、1865年4月14日にワシントンD.C.で暗殺されるのです。
 リンカーンはその生涯で数々の名言を残します。

 

例えば『成功の影に備えあり!』 『良い評判に見合う自分になれ!』 『価値のある年輪を刻め!』 『物事の良い方に着眼せよ!』などですが、 もっとも有名なのは、どなたもご存知のつぎの言葉でしょう。
 government of the people, by the people, for the people
『人民の 人民による 人民のための政治』として、わたし達の脳裏に刻まれています。


エイブラハム・リンカーンの生涯をたどって思いやると、彼は、欲求5段階説の説く1から4までの階層 すなわち生理的欲求 ↓ 安全欲求 ↓ 所属と愛の欲求 ↓ 承認欲求を人生の早い段階で達成し(つまり欲求を満たしてしまい)、その後はひたすら最上層の自己実現欲求の達成に向けて、一途歩んでいる姿が浮かび上がってきます。
 おそらくリンカーンという人は、若い時から『なりたい自分』『最終的にあるべき自分』の姿が、脳裏にくっきりと描かれていたのに相違ありません。

その人生の軌跡を辿ってみると、自己実現に生きた人特有の凛としてひとり起つ姿が、何となくあなたの目の前に浮かび上がってきませんか。